映画 けいおん感想改(ネタバレあり)

※以前のけいおんの映画の感想を再編集します。


最初は後でDVD買えば十分な普通の・いつも通りのストーリーだろうと思ってた上、テレビ放送終了から1年以上経ってるというのもあり正直けいおんに飽きてたので、あんまり行く気なかったけど、結局折角だからということで観に行った。

そしたら見事にハマって結果的に6回見たw


ちなみに、1回目は上映開始日から1週間後ぐらいに行ったからそこそこ客多かったけど2回目以降はほとんど客いなかった。貸切状態のときもあった。 本当に大ヒットしてんのかな…?



本編の感想。思いっきりネタバレあり。
普段のコミックス感想とは違ってストーリーに沿って細かく感想を書きたい。
が、既に忘れてしまった部分や忘れかけてる部分があるので飛ばしたり間違えてたりするかもしれないがそうなったらごめんなさいということでw
まぁ6回も見たのに忘れてるってことはそれだけ印象に残ってないって証拠だしわざわざそんな程度の場面まで感想に書く必要もないよね。


一応、追記で。超長いです。

…の前に、総合的なネタバレ無の感想を軽く。

事前にストーリーを調べたり予告を見たりといった下調べを一切せずに観に行ったから、卒業旅行にロンドンに行って適当に観光して帰ってくるだけのゆるい話だと思ってた。そしたらまさかの構成・展開に正直驚いた。


旅行がメインではなく、かといって壮大なストーリーがあるわけでもなく、散々アニメで描いてた高校生の日常という軸はそのままに時間を長くしただけなので映画のストーリーとしては弱い。

個人的には最初の芝居の部分(解散騒動)を芝居じゃなくストーリーの軸にしたら結構映画としても面白いんじゃないかなと思ったが… 

逆に、ストーリーを詰め込んでない分気負わずリラックスして見れたという利点もあった。


で、話のメインがアニメの最終回に繋がる話であり、アニメのオリキャラがほとんど説明なしで出てくるしであんまりアニメ見てない人には意味がわからないところもあると思うし、面白くないと感じるかも。

逆に、アニメ見てた人にとっては見て損はないと思う。
最終回に繋がる、というより最終回の補完になっていて、最終回での疑問点が全て回収されたのは見事だった。

追記〜。
本編ストーリーと感想。


出だしはギャグ多め。
あみだくじのイカサマとかホワイトボードの落書(謎のしりとり)とか小ネタが結構多く中々面白かった。

あみだくじのインチキがばれたとき梓は「八百長」って言ってたけど、八百長とはちょっと違う気が…

唯の鳥獣戯画が頭から離れないw


卒業旅行に行くことになって、行く場所を決めるとき、ティーカップを水槽に入れたあと棚に戻してるシーンあったけど、まさかあれ使うの…? いくら洗ったとしても7さすがに汚いだろ…

唯がロンドンがヨーロッパって知らなかったときの梓の「先輩が行く大学が気の毒になってきた」ってセリフが非常に的確だw  ロンドンを知らないというのはさすがにやばい…


そして、旅行編と同時進行で唯たちが梓へ先輩らしいプレゼントをする、という話が進んでおり、ここは2期の最終回でやったあれだな、とすぐわかったが… 「曲」と決まるまでの描写が長すぎ。
皆が梓を大事に思って、真剣に考えてるということを長々と一生懸命考えてるシーンで表現したんだろうけど、見てる側としては結果を知ってる、わかってるだけに余計に長く感じた。

大体突拍子もないプレゼントなら「どうやってそのプレゼントにたどり着いたんだろうか」と過程が気になって見入るだろうが、「曲」という凄い軽音楽部らしい(というかベタな)結末なんだからもっと決まる過程は短くしても良かったんじゃないかな。と。
律が「私らなりに表現する」って言った時点で「曲」ってだれか言えよ…さすがにそれは軽音楽部としてどうなんだ。

梓も、自分に隠れて卒業間近の4人がコソコソなにかやってると気付いた割には自分へのプレゼントとか全く考えなかったのかな。もしかしたら薄々は感づいていたのかもしれないが…2期最終回とこの映画で曲を披露するシーンを見る限りじゃそんな感じには見えないし。最初からそんな可能性を全く考えていなかったとなればそれは性格が謙虚なのかそれともあの先輩たちには期待していないという現れなのか…

そういえば、唯がみかん転がしてるシーンが可愛かったw
あと、和が「そういう名前のお店に〜」って言ってたけどロンドンというお店は実際私の家の近所にありますw(喫茶店)


旅行編に戻って、行先が決まった後は旅行の準備。ここのシーンは、何よりも唯の両親登場(しかも声付、後に顔も確認。)のインパクトが強くて最初は両親が何を持って行けと言ったのかも覚えてないw
母親がやや棒読み気味なのが気になったが…
しかしたかだが3泊5日程度でそんなにも日本食を食べたくなるものなのだろうか…。

当日。
「預けた荷物が来てない」 定番ネタ。 あっさり解決したけど。

そういえば機内で律が夜中携帯いじってたけど、機内持ち込み禁止じゃ?

同じく寝てる時に、もたれかけてきた唯を反対の壁に押したときの梓がなんかかわいかった。


ロンドンに着いた後、荷物の定番ネタと共に、アニメや映画での旅行ネタでありがちなシーンとして空港での詐欺(未遂)とホテルでチェックイン出来ないってのを冗談半分で期待していたら本当にホテル間違えてて笑った


初日の夕飯の寿司屋のシーンは…うーん、あんまりだったかな。一応後々(ちょっとだけ)大事なシーンになるんだけど… 
澪の回るものへのトラウマ、ここだけじゃなく後々結構使われたけど無理矢理だしそこまで引っ張るネタじゃないと思うけど

唯が適当にイエスイエス返事して、店員に法被着せられたときは店の手伝い?と思ったけどそっちかw 唐突に出てきたインド人とムギが間違いだと言いに行くと見せかけてキーボード用意させたのは面白かった。

ここで出てきた律の友人のバンド、1期の番外編に出てきた人たちかな。
こいつらに頼んで間違いだったって伝えて改めて寿司食わせてもらえばよかったんじゃ??
てゆうか、このシーンどうなのよ。 律の友人に偶然会うシーンも、ライブ頼まれるシーンも最後のライブも本当にいるのかな。 「いつもの曲でいい」ってやりとりをやるためには仕方なかったんだろうけど、どうも話を全体で見たときにライブシーンの必要性が取って付けたようで浮いてる気がする。
別のアプローチ方法は無かったんだろうか。


その後、ロンドン2日目は駆け足でのロンドン観光。突然流れた挿入歌(?)にびっくり。あれいるかな?雰囲気とも絵ともマッチしてない… ところで、あの曲のイントロ、昔パワプロのHOME画面で流れる曲であんな感じのがあったような気がするんだけど(笑)

観光の部分はもっとじっくり描いてほしかった。 歌に乗せてダイジェストみたいな感じで流して終わりとは… 初見の時は、この時点でもまだここの観光がメインだと思ってたからこの展開には驚いた。


その後はホテルで梓へプレゼントする曲の歌詞を考えたり、唯と梓の掛け合いがあったり…
寝ぼけた梓がBGMとも相まって可愛かったw

1日目の夜に唯のメモを見た梓のその時と、2日目に唯に抱きつかれそうになった時のそれぞれの反応、原作はともかくちょっと今までのけいおんっぽくないなと思った。
唯はギー太に抱きつこうとしたって言ってたけど、ちらっとギー太が写った時だいぶん唯と距離離れてたような…w 


3日目。澪が突然逃げ出したシーンがよくわからない。


梓はずっと同じ夢見てるのかw

ロンドン旅行ラストは、突然入った野外ライブ。 ライブ自体の演出とか雰囲気が結構良くてこれはこれで良いなと思ったけど、けどやっぱりそんなことするよりもっと観光しろよw
最後の日は観光とか入れてなかったのかな? 夕方出発だからそんなこともないと思うけど… 


ていうか、卒業旅行というより最後のライブで「放課後ティータイム世界進出」と「いつもの曲で良い」ってやりとりがやりたかっただけなんだろうね。


ライブ終了後はあっさり帰国。
帰国前のタクシーに乗ってるシーン、なんか背景のCG?が違和感あった。なんとなくコナンのロンドン編思い出したw

ところでオカルト研のお土産どうなったんだろう

それにしても本当あっさり帰国して、え?もう終わり?やっぱりこんなもんか… って思ったが、ここからが本番だった。

帰国後、登校日に教室での無許可でのラストライブ。モブたちが喋りまくってたw
構図的にまさかUtauyo!!MIRACLE来る?と思ったけどやっぱり来なかったw

唯が最後ステージ(机上)から降りて下から対面で演奏するシーン、よくわからんけど唯のメンバーへの感謝みたいなのを表現してるのかな?ちょうどサビの部分だったし。
あのU&Iは梓へ向けて歌ったんだろうね。ちょうど歌詞もいい感じだった。

梓と笑いながら弾くシーンも好き。
この映画の中でもなかなか好きなシーン。

あとはいちごが憂たちを教室の中に入れるとことか和が写真撮ってるシーンも細かいけど好き。

そしていよいよ、最大の見どころ・梓へのプレゼント「天使にふれたよ」制作秘話へ。

屋上のシーンはいいなぁ。20話のライブ後とか卒業式とかも感動したけどこれも凄く良い。
BGMのおかげもあるけど。
あれだけ大人数の観客がいるライブでも平気で演奏してきたのにたった一人のために演奏するのにすごく緊張する。良いシーンだね。

こんな青春を送れたことへの羨ましさと青春時代の懐かしさが一気にこみ上げてきた。
「卒業」っていいもんだね。

そのまま、最後の「天使にふれたよ」演奏シーンへ。
ここはテレビ版と同じだったけど、テレビ版ではここまでの流れが全部梓目線だったんだよね。最終回なのに。
この歌が流れたのも伏線とか無くいきなりだったし。
個人的に放送当時はここらへんがちょっと納得行かなかった。

で、こっちでは歌ってるときの梓の表情を全く映さず、前半のプレゼント探しの場面含めて唯たち卒業生目線で全て描かれたことにより、作曲の過程や演奏に至った過程、ムギの「それ私のセリフ」等テレビ版では語られなかった部分、少し納得行かなかった部分も全て判明し、見事にすべてが繋がってものすごく綺麗に、そして本当に本当に全てが終わった。
全部が繋がった時は出来の良い推理ドラマのラストを見てるようで神がかってた。
テレビ版の最終回がほとんど梓目線だったことが当時は残念だったけど、なるほどこれなら文句はない。

ED。EDの歌はAメロとBメロは好きだけどイントロとサビがちょっとイマイチだった。Bメロからサビへの繋ぎが個人的には本当残念。「未来信じてく 道…」までは本当名曲だけにその後もう少しかっこよく仕上げて欲しかった。
後半から、この作品を象徴する歌だった「ふわふわ時間」が流れて終わり。
最後にふわふわで閉めるというのは良かったと思うけど、新曲と二曲仕立てにした意味がよくわからない。
ふわふわだけで良かったのに。
でも、最後の最後にふわふわを持ってきたのは本当にこれで終わりなんだな、と。
最後の「おしまい」がこの作品自体の「おしまい」なんだな、と。


エンドロールでのバックはロンドン観光の写真(コナンの映画みたいにロンドンの街並みの実写とかでもw)とか、1期2期の振り返りだったら最高だったのに。



最初は記念に見ようという感じだったのに、存分に楽しめた。  
あれだけ宣伝で使ってたロンドンに行った必要性への疑問や、映画・長編作品としてはあまりにもテーマが弱かったりと客観的に見れば恐らく並かそれ以下の作品だと思うけど…

細かい動きが面白かったり、キャラがかわいかったり、そしてアニメの1期2期を通して見た自分にとってはあの流れ、特に後半は本当に良かった。なんでこの作品はこんな懐かしい気分になるんだろうね。


そして何より、面白かった面白くなかった以前に自分が好きな作品が劇場版になるというのは初めてのこと(マイナーな漫画ばかりが好きだからそもそもアニメ化すらほとんどしていない)だし、好きだった作品を映画で観れる。ということが私にとっては最高に嬉しいという事実。 ハヤテのごとく?知らん
結局最終的に6回映画見たんだけど、普通6回も見ないでしょう映画なんて。

例え最高に面白かったとしても2回も見ないと思う。

ゆるい内容であり且つ初鑑賞前の先入観が良い意味で裏切られ衝撃を受けた、そして思い入れのある作品だからこそですね。

ちなみにただボーっと6回も見たわけじゃない。笑
一応それぞれ色々考えて見てた。

1回目→なんとなく流し見。
2回目→ストーリーの流れ・セリフ・小ネタを把握させる
3回目→聞き取れなかったセリフ、意味がイマイチわからなかった場面を確認。それ以外は表情等を中心に見る。
4回目→背景の隅の方やセリフや行動に関わっていないキャラの表情等を中心に細かい描写を見る。
5回目→唯を中心に、とにかく唯の細かいセリフや表情を見る。
6回目→最後なので普通にストーリーを楽しむ。

ついでに、この映画で好きなシーン・小ネタ
■OPの唯
■律の「なんじゃらホイ」
■みかん転がす唯
■鳥獣戯画
■唯の寝癖直す律
■梓がムスタング取りに来たときの異常なし→やだ私ったら。の一連の流れ
■行きの機内で唯を壁にもたれさせる梓
■地下鉄の駅での「あずにゃんムービング」
■寝ぼけた梓
■リサイクリングオンリー
■卓球少女純
■教室ライブ
■卒業式、屋上

これでけいおんもついに完結。アニメ版の最終回で物語的には終わったもんだと思ってたから、予想外の展開だったが本当に良かった。蛇足でも無かったし、感動できた。改めて、本当に良い作品でした。

ここまで読んでくれた人、長々とありがとうw 文字を纏めるのも才能と言うけれど、これ以上は削れなかったw これでも結構削ったつもりですw 

最後に、貰ったフィルム達を。

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落ち武者大将軍

Author:落ち武者大将軍
漫画の感想ブログです。
漫画は基本どんなジャンルの作品でも読みます。
漫画はよく読みますがアニメはあまり見ません。ラノベも読みません。
何かお勧めの漫画とかあれば是非気軽にコメントなどで教えてください。
よろしく!


※ネタバレ注意。感想記事の内容は若干のネタバレを含みます

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